テレスコピックロッド用 本革ティップガード

テレスコピックロッド用の本革製ティップガードを作ってみました。

トータル的な性能だけで言ったら最初からロッドに付属しているティップカバーが一番優秀なのは分かっていますが、そこをあえて手作りアイテムでやってしまうのがカッコイイなぁと。

プラスチックと違い、時間をかけて使い込むことで味が出る。 付属カバーよりもロッドに着脱するのに少しだけ時間がかります。 しかし、その「手間をも楽しむ」ことができる・・・。そんな大人のアイテムです♪

Photo 01~04 サンプル外観。 Monster Kissさんの「Dear Monster MX-0」にガイドを取り付けたカスタムロッドに合うように仕立てました。 1.5mm厚の牛ヌメ革を使用し、総手縫いで仕上げてあります。 お好みの革の種類や革の色、ステッチの縫い糸の色で仕上げることも可能です。

Photo 05 革の裏面は特殊コーティングを施し、水分の吸収を極力抑える加工がしてあります。 釣り具=水に濡れている状態が多いと考えて少しでも革の劣化を防ごうと思いました。

Photo 06 某クリエイター様にアイディアを頂き、オリジナルの刻印を作って押せないか試してみました。 もちろん刻印そのものも手作りのワンオフです。 刻印を作るのが一番時間かかりました(笑)

Photo 07 何度も微調整で削り直しの結果、無事に「シノビ」の刻印がきれいに押せました♪

Photo 08~09 冒険用品さん「Jetsetter 60ST SHINOBI SPECIAL」にピッタリ合うように全体も良い感じに仕上がりました。 裏面にはFlame HANDMADE WORKS.の刻印もしてあります。

Photo 10~11 サンプル品。 ORCAさんの超ショートテレスコロッド「メタルナープラネット」に合わせて仕上げてみました。

Photo 12 2020.01 仕様変更した物を製作してみました。 変更箇所はインナー部のスポンジフォームの拡大と固定ベルトのマジックテープ化。 これによりロッド装着時の緩み低減、微妙な角度感の修正、保護性能アップ、脱着スピードの上昇を図る事ができました。

Photo 13~14 13が仕様変更後モデル。ロッドに対してカバー角度が水平。 14がこれまでの物。 固定ベルトを締めると微妙にカバーとロッドに角度ができていました。(まぁ、これでも保護性能は全く問題無しで単に見た目のこだわりなんですけどね。)

Photo 15~16 作品例。 このモデルはユーザー様と打ち合わせをさせていただき、「エイ革」を使って仕立てました。 エイ革独特の重厚感、美しさが際立つ良い作品になりました。 本当にカッコよくて自分用に作っちゃおうか考えてます(笑)

革素材の種類、色、縫い糸の色、オリジナルの刻印などご相談に応じます。

大きさ、素材等仕様により製作価格は異なりますが、Photo01~04の物でおおよその参考価格は「¥2,500-」くらい。 Photo06~08のようなオリジナル刻印の作成は別途「¥2,000-」~。 Photo15~16のエイ革仕立ての参考価格は「¥10,000-」前後になります。